ウラジーミル・ソローキン氏+藤野可織氏、公開対談のお知らせ

早稲田文学3」「増刊π」「4」で、『青脂』(河出書房新社刊、連載時は「青い脂」)を翻訳連載していたウラジーミル・ソローキン氏が10月に来日します。

早稲田文学 3号

早稲田文学 3号

 
青い脂

青い脂

ソローキン氏は、長篇『ロマン』、短篇集『愛』など、エロ・グロ・ナンセンスが横溢し、高度に実験的な作品で、90年代末の日本でもコアなファンを獲得していました。昨年『青い脂』が訳されると、ネット上の口コミを通じて、多くの新しいファンを集めました。そして今月には、待望の新作『親衛隊士の日』が刊行されました。ソローキン氏はそれを記念して来日します。

親衛隊士の日

親衛隊士の日

 
ロマン〈1〉 (文学の冒険)

ロマン〈1〉 (文学の冒険)

10月8日には、紀伊國屋書店新宿南店で、柳下毅一郎氏・松下隆志氏と鼎談を行います(満数に達したため予約受付は終了)。
そして、10月10日(木)には、早稲田大学で公開対談を行います。
お相手は、先の第149回芥川賞を受賞された藤野可織氏です!
藤野氏は、以前からソローキン氏の作品を好んで読まれていたとのこと。ロシアと日本の「奇妙な想像力」の作家たちによる、非常に稀な対談、ぜひご参加ください!


■ウラジーミル・ソローキン+藤野可織 公開対談
登壇:ウラジーミル・ソローキン、藤野可織
日時:10月10日(木)18時30分〜 開場:18時15分
会場:早稲田大学34号館453教室36号館382(AV2)教室(文学部/文化構想学部・戸山キャンパス)※会場の教室を変更しました。
東京都新宿区戸山1-24-1 交通アクセス(早稲田大学 文学学術院)
予約:不要(先着順。会場は約300人収容)
入場:無料
主催:早稲田大学文学学術院・「早稲田文学」/文化構想学部文芸・ジャーナリズム論系
共催:早稲田大学文化推進部・河出書房新社
後援:東京国際文芸フェスティバル
※会場は変更になる場合があります。

追記 お二人への質問を公募中!

この公開対談では、ソローキン、藤野両氏それぞれへの質問を事前に受け付けています。Twitterハッシュタグ「#ソロフジ」をつけてツイートするか、メールの件名を「ソローキン+藤野対談の質問」などとした上でwbpost(at)bungaku.netまで送信してください。どちらへの質問か、または両氏への質問かを明記してください。
お送りいただいた質問を選び、質疑応答の時間に両氏に質問します。ただし、あまりに長く、複雑な質問にはお応えかねます。予めご了承ください。
特にソローキン氏に質問する機会はこれが最後かもしれません。投稿、お待ちしています!