[お知らせ]その後の「早稲田文学フェア」のお知らせ

ジュンク堂書店新宿店のフェア開催から1週間が経ちましたが、みなさん、もうお出でになられたでしょうか?
期間中には、次々とあたらしい展示物を増やしていきますので、1度来られた方も、ぜひまたお立ち寄りくださいね。

その中から、今日はふたつ、ご紹介します!

早稲田文学1」特大ポスター

まずは、復刊号の表紙を飾った川上未映子さんの写真(撮影は篠山紀信さん)をB1サイズのポスターにしました! さらに、ポスターには、川上さんはもちろん、中原昌也さん、中森明夫さん、上野昂志さんなどなど、早稲田文学の縁のふかい方々のサイン入り!! ここでしか見られないレアものですよー。

早稲田文学で活躍中の著者の作品コーナー

つづいて、「早稲田文学」「WB]」で発表され本となった作品や、好評連載中の作家さんたちの作品を紹介するコーナーです。それぞれの本には、簡単な紹介文がついています。
たとえば重松清さんの場合は、

重松清『セカンド・ライン』(朝日新聞社
→学生時代に編集スタッフ、のちに復帰して編集室デスクを務め、今日に至るまで影に日向に「早稲田文学」を支え続ける男・シゲマツの第一エッセイ集。学生時代の「早稲田文学」生活も描かれています。
セカンド・ライン―エッセイ百連発!


ほかにも、ワセブンとの意外な関係がわかる作家・作品を20数点紹介しています。たとえば、

堀江敏幸『書かれる手』(平凡社
→のちに三島由紀夫賞芥川賞ほか数々の文学賞を獲得し、日本文学の押しも押されぬ第一人者となる堀江敏幸の、若き日にはじめて活字になった「早稲田文学」掲載作を中心とした散文集。
書かれる手

鹿島田真希『ピカルディーの三度』(講談社
→野間新人賞を受賞した表題作を含む作品集。「早稲田文学0」掲載の「美しい人」、前回の休刊号である「早稲田文学」2005年5月号掲載の「俗悪なホテル」、こっそり好評だった佳作ふたつを含みます。第八次「早稲田文学」の立役者、故・平岡篤頼が最後に絶賛した若手でもあります。
ピカルディーの三度

斎藤美奈子『それってどうなの主義』(白水社
→いま大活躍、渡部直己スガ秀実という80年代「早稲田文学」批評ラインを愛読して育った批評的視線が詰まった一冊。
それってどうなの主義

などなど。
展示物は、今後もどんどん増えていきます! こうご期待!!