渡邉大輔、連載「イメージの進行形」第2回「Twitterの「ポジティヴィテ」」アップ!

2011年はじめてのWasebun on Webを更新します。

今月お届けするのは、渡邉大輔さんの連載「イメージの進行形」第2回「Twitterの「ポジティヴィテ」」。今回はタイトルどおりTwitter、なかでもRT(retweetリツイート)を中心に進みます。
Twitterを使いはじめの時期には、通常のツイートとの違いや使い方に悩んでしまうRTという引用機能ですが、ここでは、RTによく表われているリアリティ(の変化)を考察。さらにはそのリアリティを、Wikileaksや「尖閣映像流出」、いくつかの映像作品、小説、マンガにも見出していきます。
 
渡邉さんは「ユリイカ」2011年2月号〈特集*ソーシャルネットワークの現在〉では、いま話題のデビッド・フィンチャー監督「ソーシャルネットワーク」とFacebookについて、今回のものと深く関わる論考を寄せています。

普段ぼくたちが何気なく見ている風景にいかなる変化が起きているのか、今どんな社会にいるのかを考える足がかりとなるはず。あわせてご覧ください!

早稲田文学Wasebun on Webhttp://www.bungaku.net/wasebun/read/index.html


今回の論考に関連する動画はこちら



誌面はこんな感じです。


ところで、渡邉さん、映像作家の佐々木友輔、映画研究の三浦哲哉、SF評論家の藤田直哉の各氏で、明日(1月22日)の午後6時半からリブロ池袋本店で「ポスト9.11のハリウッド映画と日本映画」トークショーを行うようです。直前ですが、お知らせまで。

▼リブロ池袋本店
2011年1月22日(土)『ポスト9.11のハリウッド映画と日本映画』トークショー
http://www.libro.jp/news/archive/001567.php

明日のトークショーにも登壇する佐々木友輔監督の新作「新景カサネガフチ」は、(偶然とのことですが)今回の渡邉さんの論考とも強く共鳴しています。イメージフォーラム・ディレクターの澤隆志氏の言葉によれば、「「イタコからのretweet」のような映画。」と評される作品についてはこちらから。